浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
町の工務店ネットの研修視察で、富山県にある前川建設さんと建築工房アシストプラスアルファさんの施工物件を視察させていただきました。
初めて北陸新幹線に乗って富山駅に到着。富山県に近づくにつれ綺麗な田園風景が広がっていました。最初に前川建築さんのモデルハウスを見学させていただきました。平屋と2階建てのモデルハウスが比較しやすいように2棟並んで建てられています。
玄関へのアプローチに緑と石の造園があると、自然と玄関の方へと足が向く感覚がありました。家の外観がより引き立てられています。外構工事とセットで計画をすることが改めて重要だと感じました。
ダイニングキッチンはコンパクトに設計されていて、スペースを有効に使って収納量と動線も確保されていいて、ゆったりとくつろげる場所でした。ダイニングの窓から見える植栽の緑が綺麗で、安らぎを与えてくれる風景が常に感じられるのがとても良かったです。
リビング横にあるカウンターと収納棚
子供たちの勉強にも使えるし、リモートワークにも使える何かと使える便利なスペースでありながら床が一段下がって絨毯が敷いてあるので、寝そべったりくつろいだりと使い勝手の良いスペースがあると便利ですね。今後の参考にとてもなりました。
2階の寝室とホールから見える田園風景
土地の魅力を最大限活かすための、窓の切り抜き方や間取りの取り方がとても考えられていて勉強になりました。
次の物件は建築工房アシストプラスアルファさんのモデルハウスを見学させていただきました。実際に社長さんが住まれていることもあって、暮らしぶりや家での過ごし方などのお話を聞くことができ貴重な時間となりました。
築年数が10年を超えているため、庭の植栽も育ってプライバシーを守れる緑のカーテンのようでした。植栽計画も家づくりと同時に行うと、年数がたったときに庭のありがたみや重要性を感じることができ素敵だなと勉強になりました。
立山連峰が見える窓からの景色が印象的でした。リビングから見える景色を重要視して設計をされているとのことで、一番いい景色をリビングの窓から見えるようにすることで、ずっと外の景色を眺めながらくつろぎたいと思えるようなリビングでした。
もう一つは前川建築さんが自社で建物を建築して経営しているサウナを見学させていただきました。景色の素晴らしさに感動をしました。
立山連峰を眺めながら、ととのうことができたら最高の時間だろうなと思わせてくれるような場所でした。ご興味のある方は是非、行って見てください。
まとめ
今後の参考になることばかりで学ぶことの多い視察でした。土地のもつ魅力を最大限に活かすための設計手法は特に勉強になりました。住まいの居心地がよく、心が安らげる環境作りを追求していくがより良い住まいになることを強く感じました。建物配置、間取りの取り方、窓の切り取り方、造園計画など全てが住む方の環境を作っていることに繋がっていて、それら全てが噛み合った時に快適な住環境が生まれるということを、今後の家づくりに活かしていきたいと思います。