浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
寺社建築事業部の工事で、お寺さんの本堂の上棟式をおこないました。
住宅建築とは違い建物が大きいため、建方期間が5日間かけて棟上げができました。プレッカト加工ではなく自社の宮大工による、墨付け、手刻みで構造材の加工をおこないました。
「なぜ、手刻みでしているのか?」ですがお寺さんの建物は柱間のスパンを大きく取るため、必然と材木が大きくなるのと構造が特殊なためプレッカトの加工機に対応していないため手刻みになります。



昔は住宅でも当たり前のように、手刻みで加工していましたがプレカットの普及により今では、プレッカト加工が主流になり手刻み加工ができる大工さんが年々減少しています。
手刻み加工ができると何がいいかと言いますと、「木のクセを見ることができる」「木材の加工技術が高い」「木材の性質を理解している」などの知識と技術があるため木材を適材適所に扱い、木材の持つ良さを最大限活かして建物を造ることができます。
そうすることで「木の香りがする建物」が完成します。
お寺さんの上棟式では古式にならい、大工さんによる工匠の儀をおこないました、


大工さんが衣装を身にまとい、お寺さんの益々の繁栄と建物が永遠に持ち続けますようにという想いをこめて行なう宮大工ならではの儀式になります。
上棟おめでとうございます!
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