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素材のこだわりとメッリト・デメリット/本漆喰について

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2026.07.30

浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。

今回は、内装材として使っている「本漆喰」について書きたいと思います。

本漆喰のメリット① 木の匂いが勝つ空間を作る、本漆喰の消臭効果

家づくりで内装の仕上げ材を考えるときに、一般的に多いのはビニルクロスです。

施工性も良く、価格も抑えやすいので、多くの住宅で使われています。

一方で、私たちは自然素材の仕上げとして、本漆喰を採用することがあります。

漆喰と聞くと、
「調湿効果がある」
「自然素材で体に良さそう」
というイメージを持たれる方も多いと思います。

もちろん、そういった良さもありますが、実際に使っていて一番感じるのは、匂いに対する効果です。

ビニルクロスの家に入ると、少し独特の匂いを感じることがあります。

もちろん換気がしっかり機能していれば、そうした匂いも外に出ていきます。

ただ、漆喰の家に入ると、他の匂いよりも木の匂いが勝つように感じます。

この「木の匂いが勝つ」という表現が、漆喰の良さをとても分かりやすく表しているように思います。

つまり、漆喰には消臭効果があるということで、特別に木の強い香りがするわけではありません。
むしろ、余計な匂いを抑えてくれることで、木の香りや素材そのものの空気感が感じやすくなる。

そんな印象です。

ちなみに、漆喰も施工中は独特の匂いがあります。
塗っている最中や乾くまでの間は、少し気になる方もいるかもしれません。

ただ、乾いてしまえばその匂いはほとんど気にならなくなります。

本漆喰のメリット②自然素材と換気で感じる調湿性

調湿性についても、漆喰のメリットとしてよく言われます。
湿気を吸ったり吐いたりしてくれる素材なので、室内の空気を整える役割があります。

ただ正直に言うと、調湿性については換気計画も大きく関係します。

換気がしっかり機能していれば、湿気も匂いも外に出ていきます。

そのため、漆喰だけで家の空気環境がすべて良くなるというよりは、換気計画や木材などの素材と合わさって、気持ちの良い空間になっていくものだと思っています。

本漆喰のデメリット①硬化する素材ゆえに生じるクラック

では、漆喰にデメリットがないのかというと、そうではありません。

一番分かりやすいデメリットは、クラックです。いわゆるひび割れです。

クラックが生じるしくみを説明します。

まず、漆喰は硬化する素材であるということです。

そして、日本の漆喰はあまり弾力性がありません。

一方で、家はまったく動かないものではありません。

地震だけでなく、風や木材の収縮、建物のわずかな動きなどで、住まいは日々少しずつ動いています。

その動きによって硬化する素材である漆喰が完全についていけないと、クラックが入ることがあります。

例えば、天井の見切り部分に少し隙間ができたり、角の部分に細かな割れが出たりすることがあります。

これは漆喰の性質上、どうしても起こり得ることです。

もちろん、施工の工夫でできるだけ起きにくくすることはできますが、「絶対に割れません」とは言えません。

その点は、漆喰を採用する前に知っておいていただきたい部分です。

本漆喰のデメリット② 「白さが気になる」という住まい手の声

もう一つ、生活される方の目線でいうと、白さが気になるという声もあります。

漆喰の白い壁は、とてもきれいです。空間も明るくなりますし、木との相性も良いです。

ただ、真っ白だからこそ、汚れに気を遣うという方もいます。

小さなお子さんがいるご家庭では、手あかや傷が気になることもあるかもしれません。

でも、これは悪いことばかりではありません。

白い壁だからこそ、木の色味がきれいに見えたり、光の入り方がやわらかく感じられたりします。

住みながら少しずつ味わいが出てくるのも、自然素材らしい部分だと思います。

本漆喰は、ビニルクロスのように扱いやすい素材ではありません。

価格も手間もかかりますし、クラックの可能性もあります。

それでも、室内に入ったときの空気感や、木の香りが感じられる心地よさは、漆喰ならではの魅力です。

素材には、それぞれ良いところと気をつけるところがあります。

大切なのは、メリットだけで選ぶのではなく、デメリットも知ったうえで選ぶことだと思います。

私たちは、見た目の良さだけでなく、住んでからの心地よさも考えながら、素材をご提案しています。

漆喰に興味のある方は、ぜひ実際の空間でその空気感を感じていただければと思います。

【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/

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【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/

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