浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回は、お客様からのよくある質問にお答えしたいと思います。
Q. 階段の位置決め。設計士として何を優先して決めていますか?
A. 「階段をどこに作るか」は、間取りを考える上でとても楽しく、そして悩ましいテーマです。
最近では、宮大工としての知識や技術力を信頼して家づくりをご依頼いただくお客様が増えていますが、私たちは「丈夫な構造体としての木の家」をつくることを、お客様、そして社会に対する使命だと考えています。
もちろん、お客様が理想とする暮らし方をイメージしながらプランニングを進めます。
しかし、優先すべきは、家の構造です。
私の頭の中では常に『構造的に無理がないか』というチェックが同時に走っています。
階段は設計において非常に難しく、検討のしがいがあるテーマなんです。
では、2階建ての家を想像してみてください。
階段は上下をつなぐ大きな『吹き抜け空間』になります。

また様々なところと複雑に絡み合ってくるため、私は位置決めにおいて『構造の整合性』を最優先に考えています。具体的には、1階と2階の柱、梁、壁の位置(構造区画)が上下でピタリと一致するかどうか。
ここが設計士として一番気になるポイントなんです。
もし、お客様のご要望を優先することで耐震性が損なわれるようなことがあれば、それは本末転倒です。
『暮らし方と構造が両立できない時は、構造を取る』これが、KAHOUの家が守り続けているルールです。
構造がしっかりしてこそ、安心という本当の心地よさが生まれるからです。
例えば、階段を家の端に配置すると、2階に上がってから各部屋へ行くための『廊下』が必要になり、スペースがもったいないと感じることが多いはずです。
逆に階段が家の真ん中にあれば、2階の各部屋への動線が最短になり、空間を最大限に有効活用できます。
最も無駄がなくプランできるのは『家の中心』に階段を持ってくる配置と言えます。
私は2階建てのプランを練る時、まずは1階から書き始めます。
ただ、その瞬間にも頭の中では同時に2階の図面をイメージしています。
1階と2階の構造区画がきれいに重なり合う家は、耐震性能において非常に良い影響を与えるからです。
これから施工事例や建築現場をご覧になる際は、ぜひ『階段の位置』に注目してみてください。
そこには、木の性質を知り尽くした宮大工ならではの、強さと合理性へのこだわりが隠されています。
参考になさってください。
【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/
【参考:KAHOUの家】KAHOUとは>>>https://tenpou.net/about/
【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/
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