浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回のブログでは、宮大工の仕事の一つである「格天井」についてご紹介します。
現在、寺院に建立する本堂新築工事を進めており、その作業工程の中で「格天井」と呼ばれる天井の施工を行っています。
格天井は、昔の住宅でも格式のある和室などに使われていましたが、近年の住宅では見かける機会が少なくなりました。
最近の和室は、木材を見せる天井ではなく、クロスで仕上げるシンプルなものが多くなっています。
その理由はいくつかありますが、格天井は大工の手間がかかるため、どうしても費用が高くなりやすいことが一つの理由です。
また、暮らし方やデザインの好みが変わり、昔ながらの本格的な和室を必要とする方が少なくなってきたこともあると思います。

しかし、寺院建築では今でも、御堂や客間などの大切な空間に格天井が使われます。
格天井とは、木材を碁盤の目のように組み、その上に天井板を張って仕上げる天井のことです。
組まれた木材がそのまま仕上がりとして見えるため、ごまかしのきかない繊細な作業になります。木材の寸法や組み方に少しでもずれがあると、仕上がりの美しさに影響してしまいます。

そのため、格天井の施工には、正確な加工技術と丁寧な手仕事が求められます。
天井が組み上がり、下から見上げたときの美しさは格別です。整然と並ぶ木の格子と、木材ならではの風合いが合わさることで、落ち着きと品格のある空間になります。

手間のかかる仕事ではありますが、その分、完成したときにはクロス仕上げでは出せない重厚感や美しさを感じることができます。

KAHOUの住まいでも、本格的な和室をご希望される場合には、格天井を採用することがあります。
来客用の和室や、落ち着きのある特別な空間をつくりたい方には、とてもおすすめの仕上げです。

宮大工として受け継いできた技術を活かし、これからも一つひとつ丁寧な仕事を大切にしていきたいと思います。
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