浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回は、お客様からのよくある質問にお答えしたいと思います。
Q. 障子は暑さ、寒さ対策にいいと聞きました。どんないいところがありますか?
A. 最近、家づくりの中で「障子(しょうじ)」の良さが見直されていますね。
「和室に使うもの」「破れやすそう」というイメージを持たれがちですが、実は宮大工の視点から見ると、これほど日本の風土に適した機能的な建具はありません。
では、最初に障子の特徴について。これは、非常に優れた『断熱性能』を持っている点です。
木枠に紙を貼ることで、窓ガラスとの間に一定の『空気の層』が生まれます。
この空気の層が魔法瓶のような役割を果たし、冬の冷気や夏の熱気が室内に入り込むのを防いでくれるんです。
最近では高性能なハニカムブラインドなども人気ですが、障子はそれらに引けを取らない、昔ながらの知恵が詰まった高機能なアイテムなんです。

次に、メリットです。
特筆すべきは、『調湿性能(湿度を整える力)』。障子紙は、部屋の湿気が多いときには湿気を吸い、乾燥しているときには水分を放出します。
湿気を吸うと紙が少し緩んでシワになったりしますが、冬場に乾燥して湿気を吐き出すと、またピンと張って綺麗になる。まさに建具自体が呼吸しているんです。
面白いと思いませんか?
もし破れてしまっても、そこだけ張り替えればまた新品同様に機能が蘇る。
このメンテナンス性の良さも、使い捨てではない『持続可能な道具』としての魅力です。
空間インテリアとして考えた時には、カーテンと比べられると思います。
光の入り方については、これこそこが一番の贅沢を味わえるところかもしれません。
障子を通した光は、直射日光を遮りながらも、部屋全体を『柔らかいあかり』で包んでくれます。
レースカーテンも光を通しますが、ドレープカーテンまで閉めてしまうと部屋が真っ暗になってしまいますよね。
障子なら、視線を遮りながらも、朝日の清々しさや日中の穏やかな明るさを感じることができる。
昔は電気もなく、蝋燭の火や自然光で暮らしていました。
明るくなったら起き、暗くなったら寝る。
そんな日本人の本来の生活リズムに、障子の『光を透過させる機能』はぴったり合っていたんでしょう。

最後に、コストについてもお伝えしておきます。
障子はお高い、というイメージをお持ちかと思います。
でもそこも誤解されやすいポイントです。
もちろんピンキリではありますが、本格的なロールカーテンや高性能なハニカムブラインドを窓全体に設置するコストと比べると、障子の方がトータルで安く抑えられるケースも多いんです。
初期コストを抑えつつ、断熱性も調湿性も手に入り、さらに見た目も美しい。
和室だけでなく、リビングに障子を取り入れて個性豊かな雰囲気にするのも楽しいと思います。
機能性・コスト・美しさの三拍子が揃った障子は、現代の省エネ住宅においても非常に有効な選択肢です。
ぜひ一度「障子」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?
天峰建設|KAHOUの注文住宅・リフォーム・リノベーション お問い合わせはこちらから>>>