浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回は、お客様からのよくある質問にお答えしたいと思います。
Q. 最近の住宅街でよく見る「RC造」や「鉄骨造」。宮大工の視点から見て、これらのメリットは何だと思いますか?
A. RCや鉄骨造の最大のメリットは、『大空間を柱なしで飛ばせること』です。
例えば、敷地に制限がある中で『1階をすべて広々とした駐車スペース(ビルトインガレージ)にしたい』というご要望がある場合。
木造だとどうしても構造上、途中に柱が必要になりますが、RCや鉄骨なら柱のない大きな空間を作ることが可能です。
実は私たち『KAHOUの家』でも、敷地条件に合わせてこうした構造を組み合わせる対応をしています。
それぞれの特性を理解して使い分けることが大切なんです。
また、マンションのように中身を一度空っぽ(スケルトン)にして間取りを作り直せる『可変性』の高さも、これらの構造ならではの魅力。
将来的に家族構成が変わった際、壁を全部取り払ってリノベーションするのには向いていますね。
では、耐久性だけで考えれば、やはりRCや鉄骨の方が「強い」のでしょうか?
数値上の強度や耐火性でいえば、確かにRCや鉄骨は非常に強いです。
ただ、面白い話として、実はお寺の本堂でも、一時期RC造が流行った時期がありました。
『大空間が作れるし、火災にも強いから安心だ』と。
ところが、年月が経ち、今では『やっぱり本堂は木造がいいね』という流れに戻ってきているんです。
それは、『直しながら住み継ぐ』という視点で見ると、木造には他に代えがたい強みがあるからなんです。
一方でRCや鉄骨の弱点は、一度完成してしまうと『部分的な修理や変更』が非常に難しいことです。
例えば、ある一面の壁を壊して間取りを変えたいと思っても、構造上どうしても潰せない壁が出てきます。
その点木造では、特に伝統的な組み方を大切にしている家は、傷んだ部分だけを取り替えたり、一度解体して使える部材をそのまま使い、もう一度組み直したりすることができます。
みなさんもご存知のように、現に、200年から300年経っても現役で残っている木造建築はたくさんありますよね。
もちろんノーメンテナンスでは無理ですが、『当初の形を残しつつ、次の世代に残していける仕組み』が木造には備わっている。

この『直しやすさ』こそが、超長期的な視点での耐久性だと言えるかもしれません。
ここまでの話で、どの工法が最適なのか、迷ってしまうかもしれません。
改めてお伝えしたいのは、どの工法も『完璧』ではないということです。
RCも鉄骨も木造も、それぞれに一長一短があります。
大切なのは、『その家を建てる会社が何を大切にしているか』によって、選ぶ工法や組み合わせが変わるということです。
敷地の制約をクリアし、大空間のガレージを優先するのか。
数百年先を見据えて、家族の歴史を刻みながら住み継いでいくのか。
物事が今に残っているのは、そこに『替えの効かない何か』があるからです。
木造が古くから日本で愛され続けているのも、数値だけでは測れない居心地や、世代を超えて受け継げる可変性があるからではないでしょうか。
私たちは宮大工として、木の良さを最大限に引き出しつつ、お客様の暮らしに最適な答えを一緒に探していきたいと考えています。
【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/
【参考:KAHOUの家】KAHOUとは>>>https://tenpou.net/about/
【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/
天峰建設|KAHOUの注文住宅・リフォーム・リノベーション>>>お問い合わせはこちらから