浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回は、宮大工の仕事の一つである「御殿屋台」についてご紹介します。
天峰建設では、寺社建築や住宅だけでなく、御殿屋台の製作にも携わらせていただいています。
2年前になりますが、ご縁をいただき、浜松市の馬込町様の御殿屋台を施工させていただきました。
ゴールデンウイークに開催される浜松まつりの際に、町中に御殿屋台が展示されるため、実際に見に行ってきました。

改めて間近で見ると、やはり豪華絢爛です。
細かな彫刻や木組み、全体の存在感から、地域の伝統や職人の技術が詰まっていることを感じます。
御殿屋台の仕事は、住宅や寺社建築とはまた違った難しさがあります。
大きな建物を造る仕事とは違い、御殿屋台は一つひとつの部材が比較的小さく、細かな部材を丁寧に組み合わせていく作業が多くなります。

小さな部材だから簡単というわけではありません。
むしろ、部材が小さいからこそ、わずかなズレや誤差が仕上がりに大きく影響してしまいます。
一つの部材で少しでも寸法がずれると、組み合わせた時に全体の納まりが悪くなってしまいます。
そのため、加工にはとても高い精度が求められます。

鑿や鉋を使いながら、木の性質を見極め、慎重に、そして丁寧に仕上げていく。
こうした繊細な手仕事は、宮大工の技術が活かされる部分でもあります。
また、御殿屋台には屋台ならではの納まりや構造、装飾の考え方があります。
一般的な住宅とは違う知識や経験が必要になるため、簡単にできる仕事ではありません。
寺社建築で培ってきた木組みの技術や、細部まで美しく仕上げる感覚があるからこそ、御殿屋台のような伝統的な仕事にも対応することができます。

地域に受け継がれてきた大切な屋台に関わらせていただけることは、宮大工としてとてもありがたいことです。
そして、こうした御殿屋台や寺社建築で培った経験は、私たちが手がける住宅建築にも活かされています。
木を美しく見せる技術。
細部まで丁寧に納める技術。
長く大切に使い続けられるように造る考え方。
一つひとつの経験を大切にしながら、これからも宮大工の技術を住まいづくりにも活かしていきたいと思います。
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