浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
新建ハウジングさん主催による、リブアースの大橋社長さんが塾長として開催しているシン・エコハウス塾を受講しています。
今回の内容は見学会と即日設計でした。まず、新宿区にある林芙美子記念館に見学に行き、そのあとは池袋にある自由学園明日館で即日設計をしました。
林芙美子記念館とは
林芙美子記念館は、昭和の文豪・林芙美子が晩年を過ごした自邸で、和洋折衷の趣ある建築が特徴です。1941年に建てられた木造平屋建てで、数寄屋風の和室や開放的な縁側があり、庭との調和が美しい造りになっています。土間や書斎には当時の暮らしの面影が残り、彼女の文学世界を感じられる空間です。新宿の喧騒を忘れさせる静寂な佇まいも魅力の一つです。



大都会に居ることを忘れてしまうほど静かで落ち着いた場所でした。数奇屋建築を取り入れていることもあって、建物の高さが低く抑えられているため、安定した佇まいでバランスが整えられている印象を受けました。天井高も低く抑えられていますが、庭との繋がりを持たせ開口部の高さも低くしているため天井が低くても圧迫感は感じません。そのため落ち着いてゆっくりと過ごせる空間でした。
今後の設計の参考になる建物で取り入れていきたいと思います。
次に池袋にある自由学園明日館に移動して即日設計です。
自由学園明日館とは
自由学園明日館は、池袋に佇む歴史的建築で、巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により1921年に建てられました。シンプルながらも温かみのあるデザインで、美しい幾何学模様の窓や開放的な空間が魅力です。木の温もりを感じる館内は、まるで時間が止まったかのような静けさに包まれています。現在はカフェや見学施設として公開され、ライトの建築美を間近で楽しめます。都心にいながら、異国情緒漂う特別な時間を味わえるスポットです。



ここを会場にして即日設計を行ないました。
即日設計は当日に大橋先生から課題を与えられて3時間以内に平面図、立面図を書き上げます。課題は実際にある土地を題材にして、家族構成や要望を取り入れて図面を書いていきます。実際の業務とすることは同じなので戸惑いはありませんでしたが、他の受講生が同じ条件でどのうようなプランニングをしてくるのか気になりながらも楽しんで出来ました。
次の日に受講生全員が発表をしていきます。

大橋先生も同じ課題で即日設計したものを最後に発表をしてくれました。建物配置や部屋の取り方、庭の取り方、窓の配置など何を考え設計しているのかを聞けて勉強になることが多かったです。他の受講生の発表からも得ることが多く、同じ条件で設計しても誰一人として同じ間取りになる人が居ないことが、各々の価値観や物事の捉え方や考えの違いが設計に反映させれているなと感じました。
今回、塾に参加したことで設計に何が大事なのかが改めて勉強になり、今まで自分になっかた考え方を学ぶこともでき有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今後の仕事に活かせることばかりだったので、設計をすることがより楽しみになりました。