浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
地盤改良が終わり基礎工事を着工しました。
まずはユンボで基礎部分の土を掘っていきます。
地中梁部分は深基礎になるので地面を深く掘っていきます。深く掘る分、コンクリートが厚くなるので地中梁となって強度が増します。

堀方完了後は砕石を敷いて転圧をしていきます。
下の画像は砕石を敷いて転圧が完了した写真になります。

基礎工事で砕石を敷く理由とは?
家を建てる際の「基礎工事」では、まず初めに地面を掘り下げ、その上に砕石(砕いた石)を敷き詰めます。では、なぜ砕石を敷くのでしょうか?
主な理由は3つあります。
1.地盤を安定させるため
砕石を敷くことで、地面が締まり、建物の重さをしっかりと支えることができます。沈下や傾きを防ぐために、とても重要な役割を担っています。
2.排水性を高めるため
砕石の間には隙間があるため、雨水などが溜まらずに地中へスムーズに流れます。これにより、基礎下に水がたまって地盤がゆるむのを防ぎます。
3.防湿効果があるため
土のままだと湿気が上がってきますが、砕石を敷くことで空気の層ができ、湿気の上昇をある程度抑えることができます。さらに、その上に防湿シートを敷くことで、より効果的に湿気対策ができます。
このように、砕石は「見えないけれど家を支える大事な材料」です。基礎の品質は、家全体の耐久性にも関わる重要なポイント。
しっかりとした基礎工事が、安心して長く住める家づくりにつながります。
砕石敷完了後は防湿シートを敷いてさらに湿気が床下に上がってこないための処置をしていきます。

この後は配筋に移っていきます。
今回の現場レポートはここまでです。
今後も工事の進捗に合わせて、家づくりの様子をお届けしていきますので、楽しみにご覧いただければ嬉しいです。
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