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天峰建設宮大工の仕事をご紹介

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2025.01.23

天峰建設|KAHOUの澤元薫です。KAHOUは、浜松・磐田・袋井を中心とした静岡県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まいを建てています。そんな私たちがお届けする今回のブログは「宮大工の仕事」。住宅の大工さんと宮大工さんって何が違うんだろう?そんな内容をお届けしたいと思います。

天峰建設は創業45年になる寺社建築の専門家

私たち天峰建設は、静岡県磐田市で始まり45年(現在は袋井市が本社)になる宮大工集団です。長年、宮大工として技術を磨いてきた私たちの寺社建築における知識や技術をこのブログではご紹介します。

宮大工とは?

宮大工とは、主に寺院建築や神社建築を手掛ける大工さんのことを言います。住宅とは違った宮大工専門の技術や知識を必要とします。わかりやすく言うと、奈良の法隆寺のような木を使った複雑な建築を建てることを専門にしている大工なのです。また、宮大工は木組みという伝統工法を用います。工場でカットされた木材を、釘や金物で補強する現代の一般的な建築物と違い、建築物にかかる力や方向に応じて、適した木を配し、適切な加工を手作業で施し、木材を組み上げるものです。

【豆知識】天峰建設の宮大工が建てた寺社建築事例

・龍雲寺様 本堂/書院(静岡県菊川市) ・竹林寺様 本堂/位牌堂/書院(静岡県浜松市)
・瑞応寺様 本堂/位牌堂/書院/山門/永代供養塔(静岡県浜松市)

屋根の作り方の違い

木組の構造はそれぞれの部位でたくさんのこだわりがあります。その分、たくさんの知識がございますので、今回は「屋根」の宮大工技術について触れていきたいと思います。

住宅と寺社建築とでは、主に屋根の造りが大きく異なります。お寺さんやお宮さんの建物の屋根を見ていただくと、軒が反っていたり屋根が曲線を描いたりしています。軒の出も住宅と比べると2〜2.5倍ほど軒が深いのが特徴です。

深い軒先と屋根に曲線をつけて形にする知識と技術を持っているのが宮大工です。

深い軒先を支えるには、小屋裏の見えないところで様々な技法を用いて支えてきます。それらを全て木材を組み合わせて組み上げていくので「宮大工は釘を使わない」と良く言われるのだと思います。構造材を組み上げていく時には釘を使用しませんが、板を留めたりなどの装飾的な部分で構造に関係ない部分は見えない所から釘を使用しています。

木材の特性を理解し、曲線を描いた形に木材を加工していく技術や知識を持っているので、木材の取り扱いや加工技術は得意です。

また、屋根を形にするうえで緻密な計算をし部材が取り合う角度などを出せるのも宮大工の技術の一つになります。

複雑な屋根を形にしていくには、繊細で緻密な仕事が常日頃から要求されるので一つ一つの作業が丁寧なのが宮大工です。


最後に

丁寧な仕事は住宅建築においても必要なことであり、常日頃から複雑な木材加工をしている宮大工であれば、より一層丁寧な仕事を発揮できます。天峰建設の公式サイトは寺社建築と住宅で分かれています。社寺建築にもご興味ございましたら下記サイトをぜひご覧ください。

[寺社建築公式サイトはこちらから]

[宮大工が建てたKAHOUの建築事例はこちらから]

最後になりますが、住宅において構造や断熱気密などの造作作業には、高いレベルで宮大工の丁寧さが発揮できます。宮大工とつくる高性能な木の住まいに興味がある方は、是非お問い合わせください。

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