浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。
宮大工は木材を加工していくことを得意としています。
鉋(かんな)や鑿(のみ)といった千年以上前から使われている、手道具といったものを駆使しながら様々な形に木材を加工していきます。
しかし、誰でも簡単にできるものではありません。
高い志をもって、一人前の宮大工になりたいという強い気持ちがなければ、身に着けることのできない技術だと思っています。
木材加工ができるようになるために、最初に覚えることは刃物を研げるようになることです。
天峰建設では新人社員として入社した新人大工には半年間は徹底して刃物の研ぎ方を教えます。
刃物が研げるようになることで、手道具が扱える一歩目を踏み出せます。
木材加工には繊細な技術が求められます。
木材の特徴は樹種によって変わってきます。
そのため、樹種によって刃物を入れる角度や方向を見極めながら、尚且つ木目も見極めながら加工していきます。
そのようなことを先輩宮大工の仕事ぶりを見て、手道具の扱い方を学び木材の加工のやり方を覚えていきます。
手道具を一人前に扱えるようになるには、個人差もありますが最低でも3年~5年はかかります。
入社当初から手道具を扱う大切さや重要性を理解しながら、繊細な技術を要求されているため天峰建設の宮大工は必然と丁寧な仕事をするようになります。
そのため、お客さんのご要望にも高いレベルでお応えすることできます。
昨今、職人不足が問題となっていますが、天峰建設では新卒で宮大工を目指している若い職人が日々、一人前になろうと頑張っています。
有難いことに、毎年のように宮大工になりたいという若者が来てくれます。
自社で宮大工を育て後世まで伝統技術を継承していく宮大工集団でもあります。
宮大工が建てた家に住みたいと思っている方は是非お声掛けください。