浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。
家を新築やリフォームをしたときに、大きな窓のところをカーテンにしようか、それともブラインドにしようか迷われるお客様がいます。
そんなとき、KAHOUではハニカムブラインドをおすすめしています。
いまから、その理由について説明していきたいと思います。
ハニカムブラインドとは?
ハニカムブラインドとは、蜂の巣構造の生地が造る空気層によって、窓の断熱性能を高める製品です。
タチカワ カタログ引用
窓から冷たい空気の侵入を防ぎ、室内の暖い空気を逃しにくくする特徴があります。
そのため、冷暖房の効率が向上するため省エネに貢献します。
特に南面の大きな窓に付けると効果が高いです。
ペアガラスの窓にハニカムブラインドを取り付けるとトリプルガラスと同等の性能になります。
熱貫流率という数値で表すと「樹脂サッシ+ペアガラス」にハニカムブラインドを付けると、熱貫流率は1.075W/㎡Kになります。
一方で「樹脂サッシ+トリプルガラス」の熱貫流率は1.05W/㎡Kになります。
ほぼ同等の性能をもった窓になります。
夜間の断熱性能を高める効果が期待できる
冬の日中に南面の大きな窓から日射取得をした時に、トリプルガラスであれば夜間になっても室内の熱損失は少なく済みますが、その分イニシャルコストが掛かります。
そこで、コストを抑えるためにペアガラスにして、ハニカムブラインドを採用することで窓辺の暖かさを損なわずに補填することができます。
日中に日射取得によって暖めた室内の温度を、夜になっても下げにくくする効果が期待できます。
タチカワ カタログ引用
まとめ
「アルミサッシ+シングルガラス」の場合のU値は6.5という性能が悪い窓でも、ハニカムブラインドを取り付けるだけでU値2.4程度まで向上します。
数字を見ただけでも、効果があるのがわかって頂けると思います。
見た目も窓周りがすっきりするので、新築で住まいを建てられた際にはハニカムブラインドを採用してみてはいかがでしょうか?