浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。
梅雨時期はジメジメとして過ごし難いですね。
家の中も湿度が高く、カビが最も繁殖しやすい季節です。
今日は梅雨時期のカビ対策のお話をさせて頂きます。
「相対湿度70%以下をキープ」
カビは相対湿度70%を超えると生えやすくなります。
よく梅雨時期に換気をするたに窓を開ける人がいますが、それは逆効果です。
梅雨時期は外の相対湿度は70%以上あります。
と言うことは、湿気た空気を家の中に取り込むことになります。
窓を開けて換気をすることによって、家の中の相対湿度が70%以上になってしまいカビが生える条件が整ってしまいます。
では、どうすればいいのか。
最近の高性能住宅であれば、窓はしっかりと閉めて外気が入って来ないようにして、その上でエアコンのドライ運転をします。
エアコンのドライ運転とは室内の水分だけを取り除く機能です。
24時間エアコンのドライ運転をすることで、室内の相対湿度を70%以下に保つようにしましょう。
高性能住宅であれば電気代も間欠運転(人がいる時のみ)と比べると、多少電気代が高くなる程度なのであまり気にしなくて良いと思います。
電気代よりも、家の中にカビが繁殖することでアレルギーなどの健康被害がのほうがリスクを伴いますので、24時間エアコンを連続運転してカビの繁殖を防ぎましょう。
KAHOUが建てる住まいは、木材を見せる造りをしています。
木材を露出することで、木材の特徴である調湿性を最大限に活かすことができます。
特に梅雨時期は室内の湿気を木材が吸収してくれるので快適に過ごせますよ。