浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。
昨今の住宅は、家の性能がとても良くなってきました。
特にひと昔はあまり気にされていなかった、断熱、気密と言われる部分が重要視されるようになったことで室内環境が整い快適に過ごせる住まいになりました。
ここには、エアアコンが大きく関わってきていると思います。
エアコンのない時代は、夏であれば涼しく過ごすために通風を考えて窓を開けたり、冬であれば家の中で厚着をして囲炉裏を囲んで過ごすなどして過ごしていました。
エアコンが開発されたことで、家の作り方や考え方が変わってきたと思います。
その辺りのことを私なりにお話しさせて頂きます。
【高断熱高気密とエアコンの相性が良い】
高気密高断熱の家は外気温に左右されにくく、家の中の熱を逃さない特徴があります。
そのため、エアコンの効きが良くなるので、家全体を暖めたり冷やしたりすることが可能になりました。
さらに一度、暖めたり冷やしたりしてしまえば、熱に外が逃げにくいため家全体の温度ムラが少なくなるので、一定の温度で過ごすことができます。
洗面や脱衣場といった水廻りも温度差がないので、ヒートショックのリスクも軽減することができます。
【エアコンは多機能で光熱費が安い】
空調とは、「空気調和」を略したものです。
空調には4大要素があります。エネルギー消費量が多い順でいくと、暖房、冷房、除湿、加湿になります。
なぜ、エアコンが多機能なのかと言いますと、4大要素のうち加湿以外の3要素を兼ね備えている超多機能設備なのです。
さらに凄いのが、世の中にある冷暖房機器の中で暖房、冷房、除湿の全てにおいて光熱費が安いのです。
3要素で全てが光熱費が1番安いのです。
【エアコンは製品自体の金額も安い】
これだけ、エアコン1台で機能を兼ね備えていて、しかも省エネであれば高価で当然のように思います。しかし、かつて日本の住宅の性能が低いことによって需要が高く、2015年には約800万台ほど生産されています。
大量生産の効果によって、6帖用の一般的なエアコンであれば5万円から手に入る低価格になっています。
他の冷暖房器具を個々で買うことを思えば、エアコンのほうがイニシャルコストが安いのです。
【まとめ】
エアコンの優秀さをわかって頂けたかと思います。
現代の住まいは空調を上手く利用して快適な室内環境にするかが大事です。
そのために、まず必要なことは家の性能です。特に高気密高断熱であることが必須です。
家を造る際は、断熱材は何を使用しているのか、気密測定はしているのかを確認していきましょう。
また、ブログ内でエアコンの上手な活用方法をご紹介していきたいと思います。