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注文住宅で必ず取り入れたい4項目

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2023.10.26

浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。

家づくりの際に間取りを考えなら、新しい住まいでの理想の暮らしを想像するのはワクワクして楽しいものです。

注文住宅を建てるときは、予算を考慮して坪数を決めたり住宅設備を決めたりしていきます。
それらよりも重要なことを、今日はご紹介させて頂きます。

イニシャルコストもかかることなので、これらのことを取り入れたうえで予算に余裕があるようでしたら、坪数を大きくすることや豪華な住宅設備に予算を掛けるようにしてください。
そうすることで、より理想の暮らしに近づき快適に過ごして頂けると思います。

その1 樹脂サッシにしよう

前回のブログでもお話しましたが、家の断熱の弱点は窓です。

ローコスト系の住宅メーカーでも次世代省エネ基準の断熱性能を担保しています。
しかし、最大の弱点である窓の熱貫流率(U値)は4.65レベルのアルミサッシを採用しているところが大半です。

樹脂サッシ(複層ガラス/アルゴンLow-E仕様)に変えると窓のU値が1.7に性能があがります。
そうすると、窓を変えるだけで熱損失係数(Q値)が2.7から1.9まで向上します。

計算上のうえでも窓がどれだけ断熱性能を高めるのに重要かわかりますね。
アルミサッシに比べると樹脂サッシのほうがイニシャルコストがかかります。

一般的な36坪程度の家で30万円ほどコストアップになります。
しかし、これから永く住むことを考えたときに冷暖房の効きが良く快適に住めることや、窓廻りの結露によってカビが発生するリスクを考えると樹脂サッシにすることをオススメします。

その2 C値が最低でも1以下の工務店を選ぼう

C値(隙間相当面積)とは家の気密を表す数値です。
言い換えると、どれだけ家の隙間があるかを表す数値になります。

C値1以下とは家の隙間がハガキ1枚分以下の家になります。
C値が悪い住宅だと、エアコンの効きが悪くなります。

なぜかというと、外気が常に家の中に入ってくる状態なので、その外気の影響によってエアコンの効きが極端に悪くなります。

エアコンを効かそうと思うと、設定温度を極端に高く設定したり極端に低く設定しないといけません。
そのため電気代が高くなってしまい年間の冷暖房費ばかり、かかる割には快適に過ごせない住宅になってしまいます。

それと、大半の住宅が採用している第3種換気が機能せず清浄な空気を保てないため、家の中の空気が淀んでしまいカビが発生しやすい環境になり健康被害のリスクが伴います。

KAHOUではC値0.5以下を標準に施工しています。

工務店を選ぶ際は気密性能の確認や気密測定をしているかを確認しましょう。

その3 冬の日射取得を有効活用

冬の日射しによる日射熱を家の中に取り込んで有効活用しましょう。
これに関しては、イニシャルコストがかからずできることです。

例をあげると、南面の1間幅×高さ2m(3.3㎡)の掃出し窓から晴れているときに入ってくる熱量はコタツ1台分です。

冬の昼間であれば暖房のコストがかからず、太陽の日射しなのでタダで家の中を暖めることができます。
設計士さんの力量にかかわってくるところなので、パッシブ設計を取り入れているのか確認が必要ですね。

その4 冷暖房器具はエアコン

エアコン1台で除湿、冷房、暖房の3つを兼ね備えています。
他の設備と比較したときにエアコンほど優秀な設備はないと思います。

暖房にいたっては他のどんな暖房器具を選んでもエアコンより光熱費が高くなります。
「エアコンの風が苦手」という方もいると思いますが、エアコンを取付ける位置を気を付ければ気になりませ。

高気密高断熱の住宅であれば、家の中の冷気や暖気を逃がさないためエアコンの効きがとてもよく、エアコンを付けたり消したりするよりも24時間運転しているほうが光熱費安く済みます。

とは言え本当に光熱費がどれくらいかかるのか知りたいですよね?

そのような場合は、設計段階で事前に光熱費のシュミレーションをすることができますので設計士さんに相談してみましょう。

まとめ

KAHOUではお話したことは必ず取り入れています。
コストが掛かることもあれば、設計の工夫によってコストが掛からずできることもあります。

注文住宅の場合は限られた予算で行っていくので、まずは耐震やエネルギー消費の少ない住宅にしていくことが重要です。

まずは経済的に快適に過ごせる住まいにすることが、健康にも繋がります。
ヒートショックなどのリスクも減るので安心して永く住むことができますよ。

浜松市・磐田市・袋井市で高気密高断熱・高耐震・高耐久の木の家(和風住宅)を建てる工務店

天峰建設の注文住宅「KAHOU」

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