浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。
これから家づくりをしようと思っている方が、まず、気になるのが費用についてではないでしょうか?私たちも「坪あたりどれくらいかかるの?」とか「○○坪だと総額でどれくらい?」などよく聞かれます。
しかし、注文住宅の場合、単純に坪単価や坪数だけで金額が提示できるものではないと思っています。
お客様も何社か見積もりを取って決めていく方が多いと思います。比較するうえで注意点や比較の仕方もありますので、今回のブログでは、出てきた見積書の金額や坪単価だけをみて「安い」とか「高い」を比較して後悔しないように、お役立てできるようなお話を私なりにしていきたいと思います。
「坪単価とは何?」
注文住宅の坪単価とは家を建てるときに、1坪あたりどれくらいの費用がかかるのかを示したものです。「建築費÷延べ床面積」で計算することができます。
坪単価に明確な定義はありません。よく「○○工務店は坪あたりいくらだよ」とか耳にすることがあると思います。
そこで気を付けなければいけないことは、会社によって坪単価の基準が違うということです。例えば建築本体工事だけなのか、それとも電気工事や給排水工事も含まれているのか外構工事も含まれているのかということです。
何社か比較したいときは、同じ条件で金額を出さないと比較にならないので気を付けてください。
しかも、注文住宅の場合は建物の性能や使用する資材によっても金額は全く変わってしまいます。それと、坪数が少ないと割高で、坪数が多いと割安になるので注意が必要です。
あくまでも「坪単価」は参考程度にするのがいいと思います。
「坪単価より予算内で建てられる坪数で設計する」
工務店によって家の性能や使用する資材が違います。
ということは、同じ予算でも建てられる坪数が違うということです。例えばA社では3000万で30坪、B社では3000万で35坪といったように違ってきます。こういった場合に同じ金額なら、坪数を多く建てることができる工務店が評価されることが多いです。しかし、家づくりの目的は坪数が大きい家を造ることでしょうか?
本当に大切なことは、耐震性や性能が担保された家で理想の暮らしを実現できる家を造ることです。この建設業界において、安いには安いなりの理由があって、高いには高いなりの理由があります。その辺のことを工務店にしっかりと説明してもらいましょう。
そして、最初に予算や自分たちの希望をしっかりと伝えたうえで、提案をしてもらいしょう。
そのほうが、何社かで比較したい場合は検討しやすいと思います。
「家の総予算はどうやってきめるの?」
家づくりで掛かる補用は、建物以外にも掛かってきます。
諸経費といわれる登録免許税や火災保険、家具や家電に外構費用などといったものを含めた総予算を把握しておく必要があります。それらを加味したうえで建物にまわせる予算を検討していきましょう。
そこで気になるのが「総予算はどうやって決めればいいの?」ではないでしょうか。普段の生活費や子供の教育費や老後の生活費も貯蓄していかなければいけないなかで、月々のローンの返済額をどれくらいにすればいいのか悩むところだと思います。
そこで、オススメしているのがファイナンシャルプランナーに相談することです。しかし、誰でもいいわけではありません。建築のことをトータルで理解していて、家のアフターメンテナンスにどれくらい必要なのかも把握しているFPさんに相談してください。
お金の悩みを最初に解決することで、安心して家づくりをすることができます。
弊社では、来ていただいたお客様にいきなり間取りの話はしません。
まずは天峰建設の家づくりに対する考え方やどのような家を造っているのをお話させていただきます。そして、お金の悩みを解決して安心して家づくりができるように、弊社が信頼して相談できるファイナンシャルプランナーを紹介させていただきます。
まずは個別相談から始めていきましょう。
お気軽に相談して頂けたらと思います。