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日本家屋の知恵を取り入れた住まい

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2023.10.23

浜松・磐田・袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに、宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の注文住宅を建てているKAHOU(天峰建設)の澤元です。

私たち天峰建設のKAHOUでは、日本家屋の良さを取り入れた家づくりをご提案しているのですが、実際にどういった要素が日本家屋と呼ばれているのかご存じでしょうか?

今回のブログでは、そんな日本家屋についてお話していきたいと思います。

「1.軒が出ている」

日本の気候は四季があり、特に梅雨や冬季は降雨量が多く、風も強く吹くことがあります。そのため、軒を出すことで、屋根や壁面に雨水や雪が直接当たるのを防ぎ、建物の劣化を防ぐことができます。また、強い風が吹いた場合にも、軒があることで風圧が和らぎ、建物に与える力を軽減することができます。

さらに、軒は夏季においても効果的です。夏は日差しが強く、屋外の温度が高いため、建物内部の温度が上昇することがあります。軒を出すことで、建物内部に直射日光が入るのを防ぎ、室内の温度上昇を抑えることができます。

軒の長さも適当に決めているのではなく、建てる場所の太陽高度を計算して夏の日射しは室内に入らず冬の日射しは室内に入るように考慮して決めています。

「2.屋根材に日本瓦を使っている」

色々とある屋根材の中でも耐久年数が最も長いのが日本瓦です。耐久年数は約50~80年です。しかも、ほぼメンテナンスフリーなのでランニングコストがかからず経済的です。

なぜ、耐久年数が長いかと言いますと「粘土」を2cm程度に瓦の形に形成したものを、窯に入れて1000~1250度の高温で焼き上げます。高温で焼き上げているため紫外線にも強く劣化しにくい素材になるからです。
耐久性だけでなく遮音性や断熱効果もあります。

「3.調湿性が高く健康的」

日本家屋は自然素材を使って家づくりをしています。床や天井に木材を使い、壁の仕上げ材に漆喰が塗られていて、内装建具には木製の引戸やドアが使われています。これらの素材はすべて自然素材が使われています。これらのものは調湿性が高いため梅雨時期には湿気を吸収することで、結露を防いでカビの発生を抑えて快適に過ごすためのお手伝いをしてくれます。

身体に有害な化学物質(ホルムアルデヒト等)のアレルギーを引き起こす要因も少なく、シックハウス症候群のリスクも少ないのでお子様も安心して暮らすことができます。

「4.庭と一体の家造り」

日本には四季があり季節ごとにいろいろな表情を見せてくれます。庭に季節ごとに楽しめる植物や花を植えることで日常から自然に触れ合うことができます。庭で過ごすことで、空気を感じたり、日光を浴びたりすることができ心身ともにリフレッシュして自然体の暮らしができます。

また、家族や友人と一緒に庭で過ごすことができます。バーベキューをしたり、ガーデニングをしたりすることで、コミュニケーションが増え、良い関係を築くことができます。庭があることで日常の楽しみが増え、自分なりにアレンジすることで様々な用途にも使うことができるのでオススメです。

まとめ

街並みを見渡しても日本の文化を感じる家や街並みをみることがほとんどなくなりました。京都などの観光地にいくと、多くの日本人が日本の街並みを見てどこか懐かしさを感じたり日本文化に触れて感激しています。それだけ魅力があるということだと思います。

KAHOUでは日本家屋の古き良きところを継承し、現代の技術と融合した住まいを造っています。日本らしく自然と向き合い、癒されながら暮らせるような家をこれからも建て続けていきます。

浜松市・磐田市・袋井市で高気密高断熱・高耐震・高耐久の木の家(和風住宅)を建てる工務店

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