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町の工務店ネット視察① 瓦の製造工場に行ってきました

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2024.04.29

浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。

先日、町の工務店ネット主催で加盟している工務店を対象に研修があり参加してきました。全国から加盟している工務店が集まり愛知県西尾市で研修or現場視察に行ってきました。

愛知県西尾市がある場所は、全国的にも有名な三州瓦の産地ということもあり瓦製造をおこなっている栄四郎瓦(株)さんの製造工場の視察をさせていただきました。

そこでは社員さんから瓦の製造工程についてや瓦の特徴などを、丁寧に説明していただきとてもに勉強になりました。

瓦の産地として三州・淡路・石州が日本の三大瓦産地として有名です。粘土瓦生産量の約75%を三州瓦が占めています。

いぶし瓦では全国最大の生産量といわれています。

簡単に瓦の製造工程についてお話していきたいと思います。

瓦の原料について

三州瓦の原料である粘土の配合割合は、地土(三河地域で採れる土)30%、山土(豊田地域の山で採れる土)30%、その他(シャモット、白地など)40%で配合されています。

配合された瓦の原料

製造工程について

あらかじめ調整された配合粘土を工場内のホッパーに入れて、ベルトコンベアーで次の工程に運びます。

ベルトコンベアーで運ばれている粘土土

粘土と水で練り混ぜたあとに、瓦の成形に適した粘土に調整したら板状にしていき板状の粘土を一定の大きさに切断していきます。

瓦の大きさに切断された粘土

瓦の大きさに切断したら瓦の形に成形していきます。

成形する際に金型で200トンの圧力をかけてプレスして瓦の形にしていきます。

200トンの圧力で成形された粘土

成形された瓦を乾燥室でゆっくりと水分を抜いていきます。

乾燥すると瓦は約5%収縮し瓦に含まれる水分は2%以下になります。

乾燥した瓦を釉薬(瓦の表面をガラス質にする薬品)をかけて、窯で10時間かけて焼き上げていきます。

窯に入れられた瓦

最後に焼きあがった全ての瓦は、検査員によって色などの外観や捻じれなどの不良を選別して排出します。

選別された製品を、結束・梱包してパレットに積み込みんで完了です。

焼きあがった瓦
機械で梱包されていく瓦

瓦は数ある屋根材のなかで、最も耐久性に優れているのでお客様にオススメさせていただいています。

屋根に重厚感がでて外観も落ち着いた雰囲気になります。

ぜひ、〈KAHOU〉とともに家造りを進めてみませんか。

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