浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り│宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい│宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
住まいの内装(床・壁・天井)仕上げ材に木材を用いると木材の良い香りがします。
木材の香りには免疫力があるといわれています。
今回のブログはい実験データーをもとに木材の香りによる免疫力について解説していきたいと思います。
家を建てる際の参考にしていただけたらと思います。
【木の香りが風邪の予防に活かせる可能性がある】
作用の仕組みはまだ不明ですが、木材の香り成分がストレスを軽減し免疫細胞を向上させると考えられています。
林野庁の研究によると、免疫細胞のひとつとしてナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれる細胞があります。
都内で働く30~60歳代の男性を対象とした研究で、ヒノキの匂い成分がある精油が、このNK活性を上昇させた可能性があるとの報告があります。
ヒノキ材精油を揮発させた室内に3日間宿泊して滞在した前後のNK活性の変化を調べたところ滞在前と比較して滞在後のほうがNK細胞が有意に上昇していました。
また、滞在の前後でストレス指標である尿中ノルアドレナリンは有意に低下していました。
ストレスが軽減したことがNK活性の上昇につながったのではないかと考えられます。
画像引用元:林野庁
【森林浴でNK活性が上昇】
ナチュラルキラー(NK)細胞とは免疫担当細胞のひとつです。
比較的、最近になって発見されたリンパ球の一種であり、その働きの多くはまだ明らかではありません。
ただ、腫瘍細胞(癌)の監視機構やウィルス感染の防御機構に関する機能を持つと考えられています。
最近の研究では森林浴をすることにより、NK活性が上昇することが明らかになり注目を浴びています。
【まとめ】
木の香りがする家は、木材に囲まれて暮らしていることと同じではないでしょうか。
常に家の中で森林浴をしているような感覚です。
同じ高気密高断熱の住まいでも化学物質のなかで暮らすのと、木材などの自然素材に囲まれて暮らすのでは、身体への負担や心のケアを含めて健康的に過ごせるのは「木の香り」に包まれた住まいであることが研究の結果でもでています。
KAHOUでは末永く健康的に暮らせる住まいを造るべく、宮大工の得意とする木材を扱う技術を活かして、木の特性を活かした家づくりをしています。
木材が好きな方は是非お問い合わせください。