浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回の内容はKAHOUで取り入れている基礎工事でのシロアリ対策をご紹介させていただきます。
シロアリの外皮はとても弱く、紫外線・風・空気に触れることを嫌います。そのため普段は土壌の中で巣をつくり生息をしています。湿気を好みエサとなるものを見つけると、基礎の僅かな隙間や配管廻りの隙間などから家の中に侵入してきて、土台や柱などの主要構造材に被害をもたらします。
シロアリ対策の防湿シート
基礎工事の手順として、砕石を転圧したあとに防湿シートを敷きます。
その防湿シートを防蟻も兼ね備えながらも防湿性もしっかりと確保した防蟻・防湿シートを採用しています。
防蟻成分としてビフェントリン(ピレスロイド系)が含まれており、成分の特徴として忌避性・即効性・残効性の効果があるため土壌でシロアリをシャットアウトできます。
基礎断熱を採用したときのリスクはシロアリです。
防蟻を兼ね備えた防湿シートを使用することで、土壌でシロアリをシャットアウトができるため基礎断熱のリスクを回避することができます。
防湿シートの重なり合うところには、防蟻専用テープを貼ってシロアリの侵入を防ぎます。
基礎下全面に防蟻・防湿シートを敷くことでシロアリ被害から家を守ることができ、安心して末永く暮らすことができます。