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磐田市S様邸新築工事#6 内装仕上げ進捗状況

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2025.04.10

浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。

大工さんの内部造作工事が完了して、内装の仕上げ工事に取り掛かりました。

まずはLDKの壁を漆喰で仕上げていきます。

左官屋さんが手作業で漆喰塗りをしていきます。

漆喰を平らに塗っていくには、熟練の職人技が必要です。

見ている分には簡単に濡れそうですが、いざやってみるとかなり難しい作業です。

漆喰は自然素材を原料とした内装仕上げ材です。

漆喰についてご紹介したいと思います。

漆喰の主成分とその役割について

消石灰

  • 役割:漆喰のベースとなる主成分です。
  • 原料:石灰石(炭酸カルシウム)を高温で焼成して生石灰(酸化カルシウム)を作り、水を加えてできるのが「消石灰」です。
  • 特徴:空気中の二酸化炭素と反応して再び炭酸カルシウムに戻り、時間をかけて硬化していく「自然硬化型」の素材です。

糊(のり)

  • 役割:消石灰を粘性のあるペースト状にし、壁面に定着しやすくする。
  • 材料例:海藻糊(ふのり)、ツノマタ、米糊など天然素材が多く使われ漆喰の「呼吸性」を損なわれないのが特徴です。

麻すさ(麻の繊維)

  • 役割:ひび割れ防止と壁在の強度向上。
  • 特徴:特に厚く塗る部分や下地などの馴染みを良くするために入れられます。麻の繊維が漆喰の乾燥による収縮を吸収し割れにくい壁にします。

  • 役割:材料を練る際に使用し施工性を高めます。
  • 特徴:乾燥後は蒸発し壁に残ることはありません。

漆喰の魅力に繋がる主成分の特徴

  • 調湿性能→消石灰と天然素材の糊や麻すさによって、漆喰は湿度を吸ったり吐いたりする「呼吸する壁」として知られています。
  • 抗菌・防カビ性→アルカリ性の消石灰が菌やカビの繁殖を抑えます。
  • 自然素材で安心→化学物質を含まず、小さなお子様やアレルギーのある方にも優しい素材です。
  • 経年変化を楽しめる→時間とともに硬化し美しく味わいのある風合いがでます。

まとめ

人工的に作られたものは完成したときが、最高の状態であり年数が経つにつれて劣化していきます。

自然素材である漆喰は経年変化によってヘアークラックなどの細かい割れなども入ります。それは自然素材ならではの特徴であり素材が生きている証拠です。

年数が経つにつれて味わい深く愛着が湧くのは自然素材が持つ魅力です。自然素材の仕上げ材は初期投資は高いですが、長い目で見ればメンテナンスコストも比較的かからず済みます。

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