浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
先日、「ミライの住宅」の10周年記念イベントに参加してきました。
未来の住宅では、建築業者向けに住宅の空調について学ぶ「空調講座」が開催されています。
私も第17期として受講して、半年くらいでしょうか。
何回かに分けて、住宅の空調について勉強させてもらいました。
今回は10周年ということで、これまで講座を受講して、認定試験に合格された方々もたくさん集まっていました。
会場には、卒業生の方たちが実際に建てた住宅の空調計画などもパネルで紹介されていて、
「こういうやり方もあるんだな」
とか、
「これは自分たちの家づくりにも取り入れられそうだな」
とか。
いろいろと見ながら、非常に勉強になりました。
ただ、今回参加して一番感じたのは、空調の技術そのものというよりも、
やっぱり家は、全部を一緒に考えないといけないな
ということでした。

家の性能が良ければ、それだけで快適なのか
今は住宅の性能がかなり重要視されるようになっています。
断熱性能だったり、気密性能だったり、もちろん耐震性能も大切です。
KAHOUでも、このあたりはかなり大切にしています。
ただ、断熱性能や気密性能を良くすれば、それだけで快適な家になるかというと、やっぱりそれだけではないんですよね。
そこで空調が出てきます。
夏にどう冷やすのか。
冬にどう暖めるのか。
湿度をどうするのか。
そして、その空気をどうやって家の中に回していくのか。
私自身、空調講座を受けるまでは、ここまで深く考えていなかった部分もありました。
勉強してみると、
「建物の性能と空調は、セットで考えないといけないんだな」
ということが、だんだん分かってきました。

エアコンを後から置けばいい、ではない
空調について勉強していて、特に感じるのがこれです。
普通に家を設計すると、
間取りを決める。
窓を決める。
いろいろな仕様を決める。
最後に、
「じゃあエアコンはここにつけましょうか」
となりがちです。
もちろん、それでもエアコンは効きます。
ただ、もっと家全体を快適にしたいとか、少ないエネルギーで効率よく空調したいと考えると、後からでは難しいこともあります。
空気をどこから送るのか。
その空気がどこを通るのか。
各部屋から空気がどう戻ってくるのか。
天井の高さをどうするのか。
こういうことを考えていくと、結局、間取りそのものに関係してくるんですよね。
なので最近は、
空調も最初から設計に入れておかないといけない
と考えるようになりました。
平面図だけではなくて、断面でも考える。
間取りをつくる段階から、
「この家だったら空気はどう動くかな」
ということまで考える。
これは、これからのKAHOUの家でも、もっとやっていきたいところです。
正直、空調はまだまだ勉強することが多い
半年くらい講座を受けて、認定試験にも合格しました。
だからといって、
「もう空調のことは分かりました」
とは、とても言えません。
むしろ勉強すればするほど、奥が深いなと思います。
家は一棟一棟違います。
間取りも違うし、窓の位置も違う。
日当たりも違えば、住む人の暮らし方も違います。
なので、実際に設計して、建てて、その家の温度や湿度を測ってみる。
「あれ、思っていたのと少し違うな」
ということがあれば、なぜなのかを考える。
そして、それを次の家に生かす。
結局は、そういうことを何棟も繰り返していかないと、本当の意味では身につかないんだろうなと思っています。
だから私自身も、まだまだ勉強中です。

良い家をつくろうとしている人たちと会えたこと
今回の10周年イベントでは、もう一つ良かったことがありました。
それは、全国から集まった建築関係者の方たちと同じ時間を過ごせたことです。
皆さん、やっぱり、
「もっと良い家をつくりたい」
という気持ちが強いんですよね。
だからこそ、わざわざ時間を使って空調の勉強までしているんだと思います。
実際に建てた住宅の事例を見ても、
「ここまで考えているんだ」
と思うものがたくさんありました。
そういう人たちと話したり、取り組みを見たりしていると、自分ももっとやらないといけないなと思います。
知識を得たということももちろんありますが、どちらかというと、そういう刺激をもらえたことの方が大きかったかもしれません。
日本の家づくりを、もっと良くしたい
講師をされている方が、
「日本の家づくりをもっと良くしていきたい」
という思いを持って、この活動を続けられています。
私も、その考えにはすごく共感します。
私たち天峰建設は、もともと宮大工として寺社建築に携わってきた会社です。
KAHOUでも、杉などの自然素材を使ったり、深い軒をつくったり、木の構造を見せたり。
日本の建築が昔から持っている良さは、これからも大切にしていきたいと思っています。
でも、昔の家をそのままつくればいい、ということでもないと思っています。
今の時代には、今の時代の暮らしがあります。
耐震性能も必要です。
断熱・気密性能も必要です。
そして今回改めて感じたように、空調もきちんと考えないといけない。
昔からある日本の家の良さと、今の技術をどう組み合わせるか。
ここは、KAHOUでこれからもっと突き詰めていきたいところです。
まだまだ試してみたいこともありますし、勉強しないといけないこともたくさんあります。
でも、一棟建てるごとに少しずつ良くしていく。
実際に測って、考えて、また次に生かす。
そういうことを繰り返しながら、
「この家、なんか心地いいね」
と感じてもらえる家をつくっていけたらと思っています。
今回の10周年イベントは、改めてそんなことを考える良い機会になりました。
【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/
【参考:KAHOUの家】KAHOUとは>>>https://tenpou.net/about/
【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/
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