浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
天峰建設が会計業務をお願いしている、SS会計事務所さん主催の経営者セミナーに参加してきました。
今回のテーマは、**「AI時代の組織づくりと、責任を取る人材の育て方」**です。
AIを取り巻く環境は変化がとても早く、新しいサービスや機能が次々と登場しています。
私自身も、日々の業務のなかで「AIをうまく活用できないだろうか」と考えていますが、まだ十分に使いこなせていないのが正直なところです(^_^;)
そんなこともあり、これからの会社づくりや仕事の進め方を考えるきっかけにしたいと思い、今回のセミナーに参加してきました。

AIは「入社2年目の社員」のような存在
講師のお話のなかで、特に印象に残ったのが、
「AIに会社の文化やマニュアルを伝える」
「AIも教育しながら活用していく」
という考え方です。
これまで私のなかでは、AIは質問に答えたり、情報を整理したり、計算をしたりするなど、ある程度答えが決まっていることを得意とする印象がありました。
そのため、会社ごとの考え方や価値観といった、感覚的な部分をAIに伝えていくという発想は意外に感じました。
講師の方は、AIを「入社2年目の社員」に例えていました。
新しく入社した社員に、会社の考え方や仕事の進め方、守るべきルールを一つずつ伝えていくように、AIにも必要な情報や判断基準を与えることで、より会社に合った活用ができるようになるというお話でした。
もちろん、AIが人間のように会社の文化を完全に理解するわけではありません。
それでも、会社の方針や過去の資料、マニュアルなどを整理して活用することで、文章作成や情報整理、業務手順の見直しなどをサポートしてもらうことはできそうです。
なかでも、マニュアル作成や既存資料の整理には活用しやすいというお話があり、天峰建設でも今後取り入れていきたいと感じました。
AIを活用する目的は、単に仕事を早く終わらせることではありません。
業務を整理し、社員同士の情報共有をしやすくすることで、最終的にはお客さまへ、より良い住まいやサービスを提供することにつなげていきたいと思います。
AIが得意なことと、人にしかできないこと
セミナーでは、AIは便利な一方で、すべての仕事を万能にこなせるものではないというお話もありました。
現在のAIは、文章や画像の作成、情報の整理、計算などを得意としています。
その一方で、現場の状況を見ながら身体を動かし、材料の状態を確かめ、道具を使って加工するといった仕事は、まだ人の技術や経験に頼る部分が多くあります。
まさに、私たちが大切にしている現場での仕事です。
家づくりでは、図面や数値だけでは判断できないことが数多くあります。
木材一本一本の癖を読み、手で触れた感覚や音を確かめながら加工すること。建物の状態に合わせて、現場で納まりを調整すること。長年の経験をもとに、わずかな違いに気づくこと。
こうした宮大工の手仕事は、簡単に機械へ置き換えられるものではありません。
将来的には、AIやロボットの技術がさらに進歩し、建築現場でも活用される場面が増えていくと思います。
だからこそ、AIを遠ざけるのではなく、便利な部分は積極的に活用しながら、人にしかできない技術や判断力をより高めていくことが大切なのではないでしょうか。
AIと職人技を両立する会社へ
これからの時代、AIの活用は多くの会社にとって、身近なものになっていくと思います。
文章や資料の作成、情報の共有、業務の効率化など、AIが得意なことを任せることで、社員が本来向き合うべき仕事に、より多くの時間を使えるようになります。
一方で、住まいづくりには、職人の手仕事や経験、お客さまとの対話など、人だからこそできることが欠かせません。
大切なのは、AIと職人技のどちらか一方を選ぶのではなく、それぞれの良さを活かして両立させることだと感じました。
AIによって社内の業務を分かりやすく整理し、社員が働きやすい環境をつくる。
そして、そこで生まれた時間や余裕を、お客さまとの打ち合わせや設計、現場での丁寧な仕事に活かしていく。
その積み重ねが、より良い住まいの提供や、強い会社づくりにつながっていくのだと思います。
時代の変化に合わせて新しいものを取り入れながらも、宮大工の技術や丁寧な家づくりといった、変わらず大切にしていくべきものは守り続ける。
これからも、お客さまと社員の双方にとって、より良い会社を目指していきたいと思います。
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