浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
関西の工務店を中心に活動している工務店コミュニティー「釿始(ちょうなはじめ)」の定例会に参加してきました。
今回のテーマは、講師をお招きして学ぶ「自分の見せ方・ファンになってもらうための方法」についてです。
講師を務めてくださったのは、大阪府和泉市で「BREMENS(ブレーメンズ)」という雑貨店を営んでいる川村達哉さんです。


「工務店の勉強会なのに、雑貨屋さんが講師なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、お話を聞いてみると、業種に関係なく仕事や人との関わりに活かせる学びがたくさんありました。
川村さんは、さまざまな経験を重ねてきた異色の経歴の持ち主です。
幼少期に阪神・淡路大震災を経験し、ご自宅が倒壊してしまったそうです。その後、家を建て直す際に働く大工さんの姿に惹かれ、建築に興味を持つようになり、設計事務所へ入社されました。
そして、長年の目標だった世界一周の旅に、約2年間出掛けます。
世界各地を旅するなかで感じたのは、言葉が十分に通じなくても、表情や身振り手振り、相手を理解しようとする気持ちがあれば、コミュニケーションは取れるということだったそうです。
帰国後は、その経験を活かして、京都で外国人観光客を対象とした観光ガイド会社の立ち上げに参加されました。
ガイドとして大切にしていたのは、自分が知っている情報を一方的に伝えることではありません。
ツアーに参加するゲストが、
「何を目的に日本へ来たのか」
「どのようなことに興味があるのか」
「この旅行で何を楽しみにしているのか」
を知ることを何より大切にしていたそうです。
そのために必要になるのが、相手の話を丁寧に聞く「聞く力」です。
ただし、質問をして相手の話を聞くだけでは、なかなか距離が縮まらないこともあります。
そこで川村さんは、まず自分のことを話し、自分から心を開くことを心掛けていたそうです。自分が心を開くことで、相手も安心して自分のことを話してくれるようになります。
そうしてゲストのことを少しずつ知り、その人にとって楽しく、思い出に残る旅にするにはどうしたらよいかを常に考えていたとお話しされていました。
まとめ
このお話を聞きながら、これは観光ガイドや接客業だけの話ではなく、私たちの家づくりにも通じることだと感じました。
私たちが家づくりを始めるとき、間取りやデザイン、性能についてお聞きすることはもちろん大切です。
しかし、それだけでは本当に望んでいる住まいを知ることはできません。
「新しい家でどのように暮らしたいのか」
「家族とどのような時間を過ごしたいのか」
「これからどのような人生を送りたいのか」
そうした、その方が大切にしている想いや価値観まで知ることが、より良い住まいのご提案につながっていくのだと思います。
そのためには、こちらから一方的に家づくりの知識をお伝えするのではなく、まずはお客様の話にしっかりと耳を傾けることが大切です。
そして、お客様に安心してお話しいただくためには、私たち自身の考え方や家づくりへの想い、人柄についても知っていただく必要があります。
私たちから心を開くことで、お客様にも少しずつ本音を話していただけるようになるのではないでしょうか。
家づくりは、完成した建物をお渡しすることだけが目的ではありません。
お客様の想いや希望をくみ取り、そのご家族らしい暮らしを形にしていくことが、私たち工務店の役割です。
今回の定例会を通じて、改めてコミュニケーションの大切さや、相手のことを知ろうとする姿勢について学ぶことができました。
これからの打ち合わせでも、ただ説明するだけではなく、お客様のお話を丁寧にお聞きしながら、私たちのことも少しずつ知っていただけるような関係を築いていきたいと思います。
業種は違っても、人と向き合う仕事の根本は同じなのかもしれません。
今回学んだことを、これからの家づくりやお客様との関わりのなかで、しっかりと活かしていきたいと思います。

定例会の後は懇親会も開催されてビアガーデンでのBBQでした。
懇親会では、他の工務店の方とも色々と話をすることができ建築談議に花が咲きました(^^♪
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