浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
今回のブログでは、お寺さんの正面の建具を新調した工事についてご紹介します。
老朽化した建具を新しくしたいとのご依頼をいただき、建具の新調工事を施工させていただきました。
今回の建物は、正面のお庭がとても美しいお寺さんです。
お施主様からは、「お参りに訪れた方が、本堂の中からもお庭を眺められるようにしたい」というご要望がありました。
そのため、今回は透明なガラスを使用した建具にしました。
建具越しにお庭の景色が見えることで、本堂内からも四季の移ろいや庭の美しさを感じられる空間になりました。

また、今回は建具を新しくするだけでなく、建具を取り付けるために欠かせない「鴨居」と「敷居」も交換しました。
鴨居とは建具の上にある溝のついた部材で、敷居とは建具の下にある溝のついた部材のことです。
建具をスムーズに動かすためには、この鴨居と敷居の納まりがとても大切になります。
鴨居と敷居を交換する作業は、大工の技術が求められる仕事です。
特に今回のような既存建物の工事では、新築のように一から造るわけではありません。
もともとの建物の状態や、過去の仕事に合わせながら、新しい木材を加工し、違和感なく納めていく必要があります。
建物は年数が経つにつれて、わずかな傾きや歪みが出ていることもあります。
そのため、現場の状況を見極めながら、一つひとつ丁寧に調整していく経験が欠かせません。

今回も、天峰建設の宮大工が現場に合わせて加工・取付を行い、無事にきれいに納めることができました。
古くから残る木材と、新しくなった建具の白木とのコントラストも美しく、改修工事ならではの良さを感じる仕上がりとなりました。
これからも、お寺の雰囲気や大切にされてきた空間を守りながら、丁寧な仕事を積み重ねていきたいと思います。
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