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ミライの住宅主催の空調設計講座を受講しました。宮大工として感じた“見えない熱”の大切さ

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2026.06.09

浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。

みなさんは、「顕熱(けんねつ)」や「潜熱(せんねつ)」という言葉を聞いたことがありますか?

この2つを合わせて「全熱」と呼びます。

家づくりでは、断熱性能や気密性能という言葉は比較的知られるようになってきましたが、実は“熱”について深く考えていくと、とても奥が深い世界があります。

実は、こんな問いかけをしたきっかけは、一般社団法人 ミライの住宅 主催の空調設計講座を受講したからです。

この空調設計講座は、岐阜県岐阜市の 鳳建設 の森社長が主催されている講座になります。

数回にわたって行われた講習会は、一旦区切りとなり終了。

先日修了証もいただきました。

空調設計を“なんとなく”で決めないために

今回の勉強会では、

  • 顕熱と潜熱の考え方
  • 室内の温湿度バランス
  • 換気と空調の関係
  • エアコン容量の考え方
  • 実際の空調設計シートの使い方

など、住宅の温熱環境について学びました。

特に印象的だったのが、「空調設計シート」です。

かなり細かく、正直一回学んだだけで完全に理解できるようなものではありませんでした。

ですが、今まで“なんとなく”選定していたエアコンに対して、

「なぜこの容量なのか」
「なぜこの設定なのか」

という理屈や根拠を持てるようになったことは、とても大きな学びでした。

もちろん、学びはここで終わりではありません。

これから実際の家づくりの中で活用しながら、自分なりに理解を深めていくことが大切だと感じています。

「予言できるようになる」という言葉

講師の方がおっしゃっていた言葉で、とても印象に残っているものがあります。

それは、「家の性能や住空間がどうなるか、“予言”できるようになることが大事」

という言葉でした。

例えば、

「夏は室温がこれくらいになります」
「湿度は◯%くらいになります」
「こういう使い方をすると快適になります」

そうしたことを、最初にお客様へ説明できる。

さらに、「こういう状態になる可能性があります。それでも良ければ、この方法でいきましょう」

と事前に共有できる。

これは、お客様にとっても安心ですし、つくり手にとっても非常に大切なことだと思いました。

家づくりは完成して終わりではなく、住み始めてからの快適さが重要です。

だからこそ、“目に見えない熱”を数字で見えるようにしていくことに意味があるのだと思います。

実測することの大切さ

今回の勉強会では、「実測していくことが大事」というお話もありました。

実際に温度や湿度を測り、家がどういう状態になっているのか確認していく。

理論だけではなく、実際にどうなっているかを見ることが大切だということです。

その中で印象的だったのが、「エアコンの温度設定は、テレビの音量と同じ」という言葉でした。

人によって快適と感じる温度は違います。

だからこそ、性能だけではなく、“どう使うか”まで含めて考えていく必要がある。

これはとても現実的で、納得できる考え方でした。

遠州エリアでは“夏”を重視する

また、地域性についてのお話もありました。

静岡県西部、特に浜松エリアでは、冬以上に「夏」を重視した家づくりが大切だということ。

第三種換気を採用する場合でも、夏場の湿気や熱をどう考えるかが重要になります。

宮大工として木を扱っていると、木は湿気や空気の影響を受ける素材だということを日々感じます。

だからこそ、温熱環境をしっかり考えることは、木の家にとっても非常に大切なのだと思います。

全国の工務店とのつながり

今回の勉強会では、全国の工務店さんとも一緒に学ばせていただきました。

「実際どうだったか、見に行こう」
「実測したデータを共有しよう」

そんな声も上がっていて、とても刺激を受けました。

家づくりは地域によって条件も違いますし、正解が一つではありません。

だからこそ、実際に建てて、測って、改善していくことが大切なのだと思います。

宮大工だからこそ、快適性も大切にしたい

宮大工というと、木組みや意匠、和の空間づくりのイメージを持たれる方も多いと思います。

もちろん、それも大切です。

ですが、これからの時代は「見た目」だけではなく、温熱環境や空調計画まで含めて、本当に快適な住まいを考えていかなければいけないと感じています。

伝統的な技術と、現代の温熱設計。

その両方を学びながら、これからもKAHOUの家づくりを進化させていきたいと思います。

懇親会での森先生からの総括の一コマ

【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/

【参考:KAHOUの家】KAHOUとは>>>https://tenpou.net/about/

【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/

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