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宮大工 破風板の刻み作業のご紹介

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2026.06.14

浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。

今回のブログでは、現在進行中の山門工事の「刻み作業」についてご紹介します。

まず、山門とは寺院の境内の入口に建てられている門のことです。
お寺にお参りする際、山門をくぐって境内へ入っていくことが一般的です。

山門は、寺院の顔ともいえる象徴的な建物です。
そのため、一つひとつの部材にも美しさや迫力、そして長く残るための確かな技術が求められます。

今回の作業では、「破風板」という屋根まわりに使われる部材の加工を行っています。
破風板は、屋根の側面に取り付けられる板で、建物の印象を大きく左右する大切な部分です。

山門の屋根は、一般的な住宅の屋根とは違い、ゆるやかな反りがついています。
そのため、破風板も屋根の形に合わせて、反りのある形に加工していきます。

このような部材は、一枚の大きな板から削り出して造ります。
実際に完成後に見える部分よりも、かなり大きな材料が必要になります。
余分な部分を削りながら、美しい曲線をつくり出していくためです。

こうした材料の使い方や加工の難しさも、宮大工の仕事ならではの特徴です。

加工には、鑿(のみ)や鉋(かんな)といった昔ながらの道具を使います。
機械だけでは仕上げることのできない細かな部分を、大工の手仕事で少しずつ整えていきます。

一見すると地道な作業ですが、この積み重ねが、完成した時の美しさや建物の風格につながっていきます。

宮大工の仕事は、ただ木を組み立てるだけではありません。
木の性質を読み、形を考え、細部まで丁寧に仕上げていく仕事です。

そして、こうした寺社建築で培った繊細な技術や木を扱う力は、私たちが手がける住宅づくりにも活かされています。

見えない部分まで丁寧に。
木の美しさを大切に。
これからも宮大工の技術を受け継ぎながら、一つひとつの仕事に向き合っていきたいと思います。

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