家を建てる上で、快適さを決める大きな要素のひとつが「パッシブデザイン」です。
これは、機械や設備に頼らず、自然の力をうまく取り入れて快適に暮らすための設計手法を指します。
KAHOUでは、木の家づくりにこの考え方を取り入れることで、四季を感じながらも快適に暮らせる住まいを目指しています。
そこで、今回はKAHOUの家づくりの設計手法のベースになるパッシブデザインについて、具体的にどんなことが大切なのかお伝えしたいと思います。
土地を読む力と、家の配置
パッシブデザインで最も大切なのは、まず「土地を読むこと」。
日当たり、風の流れ、隣家の位置、周辺の樹木など、土地ごとの特性を丁寧に観察し、その土地に合った建物の配置を考えます。
理由は、すべての土地が真南を向いているわけではありません。むしろ、条件が完璧にそろった土地の方が少ないものです。
土地の欠点を補い、魅力に変えることを設計で行います。これで設計力の見せどころになります。
例えば、南向きでなくても、開口部の位置や軒の出を工夫することで、しっかりと日射をコントロールできます。
KAHOUの家では、光や風を読み取って、自然と調和した暮らしが実現するような設計をしています。

窓の取り方と通風の考え方
パッシブデザインで重要なもう一つの要素が「窓の取り方」(窓を配置する位置)です。
多くの方が「風通しのよい家」を理想とされますが、実際、最近の暮らし方では窓を開ける機会が少ないのが実情です。
春は花粉症、夏は猛暑、冬は寒さで窓を閉めたまま過ごすことが多く、通風を活かせるのは一年の中でも3ヶ月ほど。
だからこそKAHOUでは、「通風を得るための窓」と「景色を楽しむための窓」を明確に分けて設計します。
例えば、庭を切り取るように景色を見せる窓は大きく、風を取り込むための窓は対面配置で小さく計画。
用途ごとに窓をデザインすること で、機能と美しさを両立させるのが、私たちの考えるパッシブな設計です。

軒の出で光をコントロールする
もうひとつ、費用をかけずにできる有効な手法が「軒の出」です。
軒を長く出すことで、夏は高い位置から差し込む日差しを遮り、冬は低い角度からの陽光をしっかりと室内に取り込むことができます。
これは昔から日本の家が持っていた知恵であり、現代の木の家にも通じる考え方です。
軒は外観デザインとしても美しく、深い陰影をつくり、KAHOUの家が大切にする“佇まいの美しさ”を引き立てます。
自然の力を味方につける設計は、見た目の美しさだけでなく、心地よい暮らしにもつながるのです。

まとめ
パッシブデザインは、特別な設備を導入しなくても、設計の工夫で快適性と省エネ性を高めることができる考え方です。
KAHOUの家では、土地の個性を読み取り、光・風・陰を活かしながら、四季の変化と共に暮らせる住まいを提案しています。
KAHOUの家づくりの施工事例をご覧いただき、まずはデザインからパッシブデザインの工夫を知っていただけたらと思います。
ご希望の方には、お住まいのお客様の家をご案内いたします。快適さは百聞は一見に如かず、です。お気軽にお問合せください。
【参考:KAHOUの家】外観デザインの特徴>>>https://tenpou.net/all/blog0016/
【参考:KAHOUの家】KAHOUとは>>>https://tenpou.net/about/
【参考:KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/
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