連日猛暑日が続いていて、早く涼しくならないかなと思っている頃ではないでしょうか?
今回のブログは、お庭について私なりの価値観でお話ししていきたいと思います。
お庭について語るうえで考えを整理しておきたいのが、住まいに対する価値観です。
人それぞれ賃貸に住もうか、マンションや建売を購入しようか、もしくは注文住宅にしようか、など数あり選択しの中から決めるのも、それぞれの価値観によるものだと思います。
その中で注文住宅を選択された方は、自分が思い描く「理想の住まいで理想の暮らし」を実現しやすいように思います。
ただ、打ち合わせをしている中で感じるのは間取りや外観、内観のデザインに重きを置きがちに感じます。
私が思うに注文住宅の良いところは、家の中と外の繋がりを造り、一体となった空間にすることができることだと思います。
大切なのは「理想の住まいで理想の暮らししている自分の姿を思い描くこと」そのために、必要になるのは「お庭の存在」です。お庭を思い浮かべてもらうと、きっと暮らしの様子が見えてくるはずです。
では、そんなお庭があることのめりっと、お庭の無いことのデメリットをお伝えしていきたいと思います。
まず、お庭があるとどんないいことがあるのかお話しします。
住まいを建てる土地には、その土地がもつ魅力があります。その魅力を、活かしながら設計をしていき家の中と外を繋げるのがお庭の役目だと思います。
京都などの日本文化を感じる歴史あるお庭を見に行くと、心に「安らぎ」や「豊かさ」を覚えて、ずっと眺めていたくなります。これは、眺めている空間が魅力ある庭を借景とすることで言い表し様のない素敵なところに変えてくれるということです。

そんな空間が住まいにもあることで、日常の生活が理想の暮らしになるように一役かってくれます。
また、お庭を造ることで外からのプライバシーを守ってくれますので、家の中に居てもカーテンを閉めることなく常にオープンな状態でも安心して楽しめることができます。
さらに、近隣の方にもお庭の緑を「お裾分け」することもでき地域の景観も良くなります。

次に、お庭の無い家の暮らしをイメージしてみましょう。
家の中だけを見て過ごすことがデメリットだと思います。
そうなる理由は、窓を開けたいと思っても外から家の中が丸見えで常に窓はカーテンが閉まったままになるからです。
これでは、どこか窮屈さや閉塞感を感じる空間になってしまいます。
また、庭木の手入れとして、伸びてきた枝を切ったり雑草が生えてきたり植栽に水を撒いたりなど手入れが必要になることはデメリットと言われます。
仕事などでお庭の手入れの時間が取れない方にとっては管理していくのは大変かもしれません。
お庭がある家のメリット、お庭がない家とお庭を持った場合のデメリットをお伝えさせていただきましたが、私は圧倒的にメリットのほうが多いと思います。
お庭があることで日々の生活で得られることが多いと感じます。正直、デメリットに関しては、そんなに負担に感じることではないのかなと思っています。
お庭から何を感じるかは人それぞれ。その魅力は私が挙げたデメリットを越えるような気がします。
皆さんはどうお感じになりますか?
(参考)KAHOUの家】設計のこだわり>>>https://tenpou.net/quality/architect/
天峰建設|KAHOUの注文住宅・リフォーム・リノベーション