浜松 磐田 袋井を中心とした県西部で「木の香りと暮らす」をコンセプトに家造り|宮大工の伝統技術を活かした耐震等級3×高気密高断熱の住まい|宮大工天峰建設 注文住宅ブランドKAHOUの澤元です。
大工さんの屋根下地が終わって、瓦屋さんの登場です!
今回の建物の屋根材は瓦を選択しました。
理由としては、地域的に日本文化を感じる建物が多く、そのため日本瓦を葺いている建物が多いため地域の景観に馴染むように選択をしました。
屋根材のなかでは、メンテナンスが比較的少なく耐久性にも優れた素材です。
ただ、重量があるため金属製の屋根と比べると屋根荷重が重いため、建物の壁量が増えるので間取りの自由度が制限されます。
よく、瓦だと「地震の時に心配だ」といわれますが瓦に応じた強度計算をすれば問題はありません。
現代の瓦の下地は、木下地を取付けて瓦を引っ掛けていく引っ掛け桟工法になります。昔は土を使って瓦の高さを調整したり接着をしていたため、かなり屋根重量がありました。土を使って葺かなくなったため屋根の重量もだいぶ軽くなりました。

瓦を一枚一枚、下地にビスで固定していくため台風で瓦が飛ばされるリスクも大幅に軽減されています。

屋根断熱のため棟換気部材をとりつけていきます。

いぶし瓦が青空に映えて、とても奇麗です。

屋根工事も無事完了です。
今後は外壁工事と並行しながら内部造作工事も進めていきます。
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